Softcover読書案内

Moby-Dick(白鯨)

Softcover出版プラットフォームは、「Ruby on Railsチュートリアル」および「Ruby on Railsチュートリアル初心者シリーズ」の原著である「Ruby on Rails Tutorial book」および「Learn Enough HTML to Be Dangerous」の電子書籍版を主な対象として設計されましたが、Herman Melvilleの『Moby-Dick(白鯨、Moby Dickとも)』のような古典書籍の制作にも向いています。はばかりながら、この古典アメリカ文学について愛のある短い読書案内を以下にご紹介いたします。

鯨のイメージ画像

Moby-Dick(白鯨): 海にまつわる昔話

Moby-Dick(白鯨)

Herman Melville著『 Moby-Dick(白鯨)』は以下の不滅の一文から始まります。

イシュマエルと呼んでくれ。あれは何年か前のことだったかな、当時のわしはすってんてんで、陸にいても面白くも何ともなかったんで、しばらく船に乗って世界中の海を見て回ってやろうと思っとった。腹の虫がおさまらんときはそうすることにしとる。

イシュマエルは腹の虫を追い払った後(もちろん本当に内臓を追い払うわけにはいきませんが)、ひたすらこの調子で語り続けます。Moby Dick(とっくにネタバレしてますが白鯨の名前です)より大きいのは、実はこの本自身なのです。

『Moby Dick』で面白かった点3つ

  1. 復讐に燃える白鯨
  2. 船乗りの気の利いた語り口
  3. 「クィークェグ(Queequeg)」や「スターバック(Starbuck)」などの変な人名

『Moby Dick』でその他に気づいた点